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商品紹介

中国産ニンニク高騰の原因

 中国のニンニクが高騰している。今年の新物も、天候悪化の影響で作柄が悪く、品薄感が強い為、日本での価格は昨年の2倍以上が続く見通しである。理由は他にもある。中国国内需要の増加である。急激な経済成長により、食に対する需要は増加の一途を辿っている。しかし、価格高騰の本当の理由は他にあるようだ。
 昨年6月に、中国国内のある量販店で、1kg1元で販売されていた物が、今年6月には19元にまで跳ね上がっている。ニンニクの生産地価格指数(国際大蒜貿易網発表)も同期間に3.7倍。一般的な需要と供給の関係だけでは説明がつかない暴騰と言わざるを得ない。
 本当の理由は、投機資金の流入ではないか、と言われている。
 今回の上昇の始まりは、昨年春からの新型インフルエンザの流行に端を発する。真意の程は不明だが、ニンニクの殺菌効果がウィルスに有効と言われている為である。SARSの時も同様の高騰が起きている。ここに、不動産市場や株式市場の過熱を抑える為の国の規制が入り、行き場を失った投機資金がコモディティ商品に流れ込んだ、と言うものだ。
 他にも緑豆、黒豆、生姜、シイタケ等、価格高騰しているものが多数ある。
 過剰流動性、恐るべし!である。
 これだけ高騰すると、デフレ経済下の日本と言えども、国産品への波及は避けられそうもない。今や“安い”の代名詞『もやし』も、1年後には1袋200円になっているかも…。byRS

2010/08/07