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商品紹介

地方農業活性化への小さな取り組み

「日本の農業が危機に瀕している。」皆、異論のないところだと思う。小規模農業が主流の日本では、農業従事者が充分な収入を確保できない事が根本原因だと思われる。
高齢化した日本の農業従事者は、重労働の割に収入も悪い農業に見切りをつけ始めている。結果、耕作放棄地が増え、2005年農林業センサスによると、耕作放棄地は、全国で22万ha、土地持ち非農家分を加えると38.6万haと東京都の1.8倍に達する。一度耕作放棄地にしてしまうと再生する為には、大変な労力を要する。
農業の基本は土作りである。燦々と降り注ぐ太陽の恵みを受け、養分たっぷりの土から育った元気な植物は、生態系の根幹だと思う。生物多様性である。
私どもの会社は、本当に小さな会社である。社会への影響力はないに等しいかもしれない。しかし、農業に関して、何かをしなければいけないと言う使命感だけは社員の誰もが持っている。
何か出来る事を、と考えて2年前から始めたのが、岩手県一関地域での里芋栽培である。@中山間地域の活性化A休耕田の有効活用B若手農業経営者の育成を旗印に、特別栽培農産物の認定を受ける予定の里芋で、少しでも日本の農業に希望が持てるようになれば、という試みである。
この地域もご多分に洩れず、高齢化の波が押し寄せ、しかも中山間地域という厳しい環境の中で、リタイア目前の農業従事者ばかりだった。そこで、私どもが生産、販売の協力を申し出て、地元自治体との連携のもと、里芋栽培に乗り出した。
当初1haから始めた取り組みは、3年目を迎える今年、2.7haにまで拡大してきており、「日本の農業を守る」為の本当に小さな取り組みだが徐々に実を結びつつある。
もしこのコメントを読まれ、共感してくださる小売関係の方がいらしたら、お問い合わせ戴ければ幸いです。3年目を迎え、里芋栽培北限の地、東北で栽培した里芋には色々な苦労とともに同じ大きさの期待と希望が詰め込まれています。 By R.S

2013/10/15